首の痛み・肩の痛み
首の痛み・肩の痛み
寝違いや首の痛みは、およそ7割の人が一生に1度は経験するといわれるほど、よくみられる症状です。パソコンやスマホの普及もあり、首の痛みを訴える人が増えています。同時に起こりやすいのが肩の痛みです。純粋な肩こりや、夜間痛が出るものもあります。
原因
最大の原因は、姿勢が悪い状態を長時間続けることです。首の骨(頚椎=けいつい)は、重さが約5~8キロもある頭を支え複雑な動きを行うため日ごろから大きな負担がかかります。パソコン、スマホ作業をしている人の多くが、背中を丸め、顔を少し前につき出すような姿勢をしています。
姿勢が悪いことで肩の筋肉が引き伸ばされたり、血流が悪くなったりすることで肩のこりや痛みが出てきます。そのほかにも肩関節の炎症によるものもあります。
症状
寝違え
検査や画像でとらえられるような変化がないのが一般的で正確な原因は不明です。前日に同じ姿勢が続いたり、急に運動をしたりすることで筋肉が緊張して起こるのではないかと言われています。
首を痛みで動かせないといった、可動域制限が起こります。
ストレートネック(スマホ首)
ストレートネックとは、正常な首の骨が「く」の字のようにカーブしているのに対し、首の骨が真っすぐ(ストレート)になってしまった状態を言います。近頃、ストレートネックが増えている原因は、スマートフォンを使用する姿勢が悪いことです。使用する場合、うつむいた状態が続き、頭を支える首に大きな負担をかけ、首のカーブが次第に失われていきます。ひどくなると頭痛、しびれにつながります。
むち打ち
追突や衝突などの交通事故によって首がむちのようにしなったために起こった頚部外傷の総称です。ひどい時は頭痛、しびれ、吐き気などの症状も出てきます。急性期には朝起き上がれないこともあり、特に交通事故後は出来るだけ早い検査、施術が必要になっています。
五十肩
五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」といいます。関節の動きを滑らかにするために、関節周囲の筋肉や腱(けん)などの間には、滑液包(かつえきほう)と呼ばれる潤滑油のような役割をする液体が存在します。老化によって、この滑液包や筋肉、腱などに炎症が起こって痛みが生じたり、運動不足や不良姿勢により、筋肉が硬くなり、可動域が制限され、痛みが伴うことが考えられます。
肩を動かすと痛い、腕が上がらない、シャツの袖に腕を通すのがつらい、エプロンのひもが結べないなどの症状があったら、五十肩の可能性が考えられます。
野球肩
野球の投球動作や、バドミントン、テニス、バレーボールのサーブやアタック、など、腕を大きく振る動作を繰り返すスポーツで生じる肩の痛みです。肩関節周辺の腱や筋肉、骨の損傷によるもので、損傷の場所によって、肩の前方、後方、上腕に痛みが出る事があります。
投球動作時の痛み、ゴキッといった音が鳴る場合もあります。
施術
痛み、しびれ、炎症に対しての施術
- 鍼灸
- ハイボルト
- 超音波
骨格、姿勢に対し他の施術
- MIインパクト
- トムソンベッド
- 猫背矯正
- ストレートネック矯正